各臓腑の働きと関連する症状【膀胱】

目安時間:約 5分
東洋医学の太極図

 

 

東洋医学、臓腑解説シリーズ。

 

今回は膀胱についてです。

 

よろしくお願いします!

 

 

膀胱は津液を蔵す

 

膀胱は表裏関係にある腎の管理の基に、尿を貯蔵しています。

 

そして、腎とともに

 

排尿量などの調整をします。

 

膀胱の働きは「津液を蔵す」こと。

 

津液とは体内にとって有益な水分の事で

 

陽気によって常に温められています。

 

陽気が衰え津液が冷えてしまうと

 

津液の循環が悪くなってしまいます。

 

 

膀胱に関係する症状

 

膀胱の機能が低下してしまうと

 

尿に関する症状が現れます。

 

排尿困難失禁遺尿頻尿などが膀胱に関する症状です。

 

排尿

 

遺尿とは、いわゆる「おねしょ」のことですね。

 

おねしょというと、子供にしか関係ないと思いがちですが

 

膀胱の衰えによって、成人にも十分に起こりえます。

 

 

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膀胱と腎の関係

 

膀胱と腎は表裏関係にあります。

 

腎が陰で膀胱が陽に属します。

 

 

腎で作られた尿は膀胱に送られ

 

その尿を膀胱は一時貯蔵して体外に排泄します。

 

 

腎に関しては

 

こちらへ⇒【臓腑】腎の働きと関連症状

 

 

なじみの深い膀胱系

 

みなさんが臨床上で必ずと言っていいほど刺激を入れるポイント

 

脊柱起立筋下肢の正中線膀胱系のラインに属します。

 

それくらい、膀胱系の経穴は重要であると言えるんです。

 

特に肩甲間部~背部~腰部には

 

各経絡の重要な経穴が属しています。

 

兪穴

 

このラインに見られる筋緊張などにトラブルは

 

各臓器の状態を現わしている事が多いので

 

十分意識して触診していきましょう。

 

 

最後に

 

先ほどお話した膀胱系に属する重要な経穴は

 

兪穴(ゆけつ)と呼ばれるものです。

 

背部や腰部にある兪穴には

 

各臓腑の名前がついています。

 

肝兪脾兪大腸兪などがそれです。

 

 

ツボの位置や名前を、全て暗記する必要はありませんが

 

これらの兪穴に関しては、位置や名前を覚えておいた方が役に立ちます。

 

 

そんなに数も多くないので

 

意外とすんなり暗記できると思いますよ!

 

 

それでは今回は以上です!

 

どうもありがとうございました!

 

 

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各臓腑の働きと関連する症状【腎】

目安時間:約 8分
東洋医学の太極図

 

いつも整体マッサージ師の独立応援サイトにご訪問いただき

 

本当にありがとうございます!

 

 

今回も東洋医学・臓腑働きと関連症状です!

 

今回お話する臓腑です。

 

最後までよろしくお願いします!

 

 

根気と忍耐は腎によるもの

 

が精神面に働きかける作用として

 

根気忍耐力を形成するというものがあります。

 

腎の調子が悪くなると

 

じっと耐えることができなくなったり

 

ひとつのことを継続するための根気がなくなってしまいます。

 

 

また

 

腎は原気(げんき)を作ります。

 

元気ではなく原気です。

 

原気とは、気の一種で

 

生命を維持するために作用する、とても重要な役割を持つものです。

 

腎の生命維持機能

 

 

腎の働き

 

現代医学での臓は

 

水分代謝に関与したり、血圧などに関係するホルモンを分泌したりといった働きがあります。

 

 

それに対して東洋医学での働きはどういうものか?

 

もちろん水分代謝という仕事もあるのですが

 

その他にも数多くの仕事を、腎は受け持っています。

 

 

ひとつは「精を蔵す」というもの。

 

精とは

 

成長・発育・生殖などの活動に必要とされるエネルギーです。

 

私たちは産まれてくる時に

 

両親から先天の精というものを授かります。

 

親からもらった生命エネルギーとでもいったとことでしょうか。

 

ただ、この先天の精は

 

1日1日を生きることで、少しずつ減っていきます。

 

減っていく先天の精を補うものを後天の精といい

 

食べ物や飲み物の栄養素をさします。

 

精を蔵すとは、この精を蓄えておく意味ですね。

 

 

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その他の腎に関連する臓器

 

その他にも

 

中枢神経である脊髄

 

血液成分を作る骨髄を管理するのもの仕事。

 

 

また

 

二陰に連結するとされています。

 

二陰とは

 

外生殖器肛門という意味です。

 

の調子が、耳や肛門、外生殖器に現れるということなんですね。

 

 

奇恒の腑を蔵す

 

奇恒の腑

(きこうのふ)とは、すなわち

 

脳、髄、骨、脈、胆、女子胞の6つのこと。

 

これらは

 

形状は腑に似ているが、機能的には臓に近いという特殊なものなので

 

臓にも腑にも属さない奇恒の腑と呼ばれています。

 

この6つの機能を調整するのも腎の働きなんです。

 

 

ちなみに女子胞(じょしほう)とは、女性の生殖器系のことです。

 

 

肝の状態と関連する症状

 

これらの腎が持つ働きが衰えることで

 

以下のような症状が現れます。

 

 

精の衰えによる症状

 

  • 不妊症

 

  • 精液の減少

 

  • 遺精

 

  • 発育不良

 

 

*遺精・・・性行為や自慰行為と関係なく精液が漏れてしまうこと

 

 

不妊症

 

 

水分代謝に関する症状

 

  • 水腫

 

  • 浮腫

 

 

 

 

耳に関する症状

 

  • 耳鳴り

 

  • 耳が聞こえづらい

 

 

 

二陰に関する症状

 

  • 大便や小便に関する異常

 

  • ED(インポテンツ)

 

  • 早漏

 

 

インポテンツ

 

 

 

脳や骨髄に関する症状

 

  • 物忘れ

 

  • 動作が遅くなる

 

  • めまい

 

  • 歯が緩くなる

 

物忘れ

 

 

 

 

最後に

 

今回お話した働き以外に

 

には命門の火を保持するという働きがあります。

 

命門の火とは

 

読んで字のごとく、命を燃やし続ける火のようなもので

 

生命維持の基本となるものです。

 

 

今回、働きについて見ていきましたが

 

は人間の成長や発育、生殖や生命維持などの

 

非常に重要な役割を持っていることがお分りになりましたでしょうか?

 

 

と表裏関係にある膀胱については

 

こちらの記事で⇒【臓腑】膀胱の働きと関連する症状

 

 

 

 

今回も最後までありがとうございました!

 

 

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各臓腑の働きと関連する症状【大腸】

目安時間:約 4分
大腸の働き

 

 

今回の整体マッサージ師の独立応援サイトは

 

臓腑働き症状のシリーズで

 

大腸について解説をしていきます!

 

どうぞよろしくお願いします!

 

 

大腸は糟粕を作る

 

大腸働きは、糟粕を作り運搬する事。

 

糟粕(そうはく)とは

 

食べた物から水殻の精微(すいこくのせいび)を吸収したあとの残りカスのようなもの。

 

カンタンに言ってしまえば「うんち」を作って、外に排出させる。

 

これが大腸働きです。

 

 

水殻の精微とは

 

食べ物に含まれる水分栄養素の事で

 

東洋医学では、を作るための材料のひとつと考えられています。

 

つまり

 

水分や栄養が不足した状態では

 

気を正常に作ることができないということなんですね。

 

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肺と大腸の関係

 

肺と大腸表裏関係にあります。

 

肺は粛降作用によって気を下に降し

 

大腸の伝道作用を円滑にします。

 

 

また

 

大腸の持つ伝道作用は

 

肺の粛降作用を助ける働きを持ち

 

肺が司る呼吸機能を助けています。

 

 

臓腑の表裏関係とは

 

このようにお互いを助け合う関係でもあります。

 

初対面の挨拶

 

 

大腸の状態と関連する症状

 

東洋医学で言う大腸という臓腑が調子を崩すと

 

下痢便秘など、排便に関する機能に障害が現れます。

 

これは現代医学の大腸と、ほぼ同じ役割と言えますね。

 

大腸の不調

 

 

最後に

 

現代医学では

 

下痢や便秘といった症状が見られた場合

 

原因は大腸にあるとみなし

 

大腸に対する治療や投薬が行われます。

 

しかし東洋医学では、さらにつっこんで

 

では、大腸が調子を崩した原因はどの臓腑にあるのか

 

という部分まで探っていきます。

 

 

ですので

 

例えば同じ下痢の症状を呈する場合でも

 

患者さんによって治療方針が変わってくるんです。

 

これを同病異治といいます。

 

 

ここが現代医学との大きな違いでもありますし

 

東洋医学の奥が深くて面白い部分でもありますね。

 

 

それでは、今回はここまでです!

 

最後までありがとうございます!

 

 

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各臓腑の働きと関連する症状【胆】

目安時間:約 5分
チャレンジ

 

 

今回の臓腑です!

 

五行の「木」で、陰に属するのが肝

 

それに対して陽に属するのがです。

 

今回も整体マッサージ師の独立応援サイト

 

どうぞよろしくお願いします!

 

 

胆は勇気と決断!

 

恐れ知らずな勇気のある人を、とかなどと言います。

 

どちらにもの字が入っていますね。

 

 

という臓腑が元気であれば

 

勇気決断力が働いてくれるのです!

 

 

また、の気が強ければ

 

ストレスに対する抵抗力も自然と強くなります。

 

ストレスに負けない精神

 

 

体内での胆のお仕事

 

体内でのの仕事は主にふたつ。

 

疏泄(そせつ)と蔵血(ぞうけつ)です。

 

 

疏泄とは

 

体内のすみずみまでを滞りなく巡らせるという事。

 

そして蔵血とは

 

貯蔵して、必要な分だけ排出するようにコントロールするという事です。

 

 

つまり、の調子が優れないと

 

気や血の循環が悪くなるということ。

 

また

 

決断力や勇気が欠如してしまい

 

対人関係でオドオドしたり、やりたい事にもチャレンジできなくなってしまうんです。

 

 

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胆の状態と関連する症状

 

という臓腑は、西洋医学ののうと同じように

 

汁を貯蔵する働きがあると考えられています。

 

そして食べた物が胃袋を通過して十二指腸まで届くと

 

その消化を助けるために、蓄えた胆汁を十二指腸へ分泌します。

 

 

つまり、の機能が衰えることで

 

食欲不振腹部の膨満感や張り感といった症状が現れます。

 

食欲不振

 

 

特にわき腹の下の方が張るような症状は、の独特の症状のひとつでもあります。

 

 

そのほかにも、口の中が苦く感じるといった症状もあります。

 

 

最後に

 

私たちの体は

 

ストレスを受け続けていると、食欲がなくなったりしますよね?

 

このメカニズムは、現代医学でも解明されていますが

 

東洋医学でも同じような事を言っています。

 

が衰えてストレスに弱くなり、食欲不振になるというメカニズムがそれですね。

 

 

の状態との状態が密接関連していることを

 

東洋医学は改めて私たちに教えてくれます!

 

心と体の関係

 

 

今回は以上になります!

 

 

どうもありがとうございました!

 

 

*肝についてはこちら⇒肝の働きと関連症状
 

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各臓腑の働きと関連する症状【肝】

目安時間:約 5分
熱い想い

 

 

久しぶりの東洋医学シリーズです。

 

 

今回からの東洋医学カテゴリーでは

 

臓腑の働き

 

その臓腑に関する症状についてお話していきます。

 

 

施術のアイデアを絞り出すためのヒントとして

 

先生方のお役に立てればと思います。

 

 

 

整体マッサージ師の独立応援サイト

 

今回もよろしくお願いします!

 

 

肝は決断力!

 

肝は精神活動に影響を与える臓腑のひとつ。

 

精神活動の中でも、判断・計画などの力を支配します。

 

つまり、肝が元気でないときは、優柔不断になりがちであると言えます。

 

体内での肝のお仕事

 

肝が健康な状態であれば

 

蓄えたを全身にくまなく供給する事ができます。

 

 

また、肝は筋肉の働きも管理しているので

 

肝が元気であれば、体にしっかりと力も入るし

 

関節も滑らかに動かすことができるんです。

 

 

そして肝は、とも大きく関連して、視力の調整などを行います。

 

 

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肝の状態と関連する症状

 

以下の症状は

 

東洋医学的に肝と深い関わりを持っています。

 

 

血に関する症状

 

  • 月経に関する症状

 

  • 吐血

 

  • 喀血

 

 

 

筋に関する症状

 

  • 手足の痙攣

 

  • しびれ

 

  • ひきつけ

 

 

 

目に関する症状

 

  • めまい

 

  • 視力障害

 

  • 眼のかすみ、充血

 

めまい

 

 

精神活動に関連する症状

  • 情緒不安定

 

  • イライラする

 

  • 怒りっぽくなる

 

  • 抑うつ状態

 

イライラ

 

 

 

その他の肝に関連する症状

 

  • 下痢

 

  • むくみ

 

  • 吐き気

 

嘔吐

 

 

 

 

これらの症状は、肝の状態に強く影響されて出ていると考えられます。

 

 

最後に

 

肝の状態はに現れます。

 

患者さんのをチェックしてみて

 

色つやが良くない状態であれば、肝の不調を疑えるでしょう。

 

爪

 

 

また、肝に関する特有の症状として

 

わき腹の張り感や痛みがあります。

 

 

問診などで肝の不調がありそうだと感じたら

 

そのあたりも確認してみるといいでしょう。

 

 

それでは今日は以上になります!

 

最後までありがとうございました!

 

 

*胆についてはこちら⇒胆の働きと関連症状

 

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