複数の症状を持つ患者さん、どのように対応しましょうか?

目安時間:約 8分
複数の症状を持つ患者

主訴がひとつやふたつだけなら

先生の対応も手慣れたものでしょう。

 

でも、主訴の問診で

「全身痛いです!」

って言われたら・・・

先生はどのように対応しますか?

 

その対応、患者さんが離れていきますよ!

「首も肩も腰も足も、全部痛いです!」

・・・

・・・

っていう患者さん、時々来院されませんか?

 

こういう患者さんに対して

先生はどのように対応していますか?

 

全身痛いんだから、全身くまなくマッサージしますか?

 

患者さんのその場の満足度だけを考えた場合

全身くまなくマッサージという対応でもいいのかとは思います。

 

でも、その患者さん

必ず先生の元を離れていきますよ。

 

離れていく患者

 

特に先生の施術料金が

まっとうな金額ならなおさらです。

 

先生はオンリーワンであるべきです!

先生の施術料金が、安売り店と同等の金額であれば

「全部ツラい」という患者さんに対して「全部」施術してもいいと思います。

もちろん、時間の許す限り。

 

でも、先生の施術料金が

1000円/10分くらいのまともな料金であるのなら

「全部ツラい」という患者さんに対して全身マッサージという施術では

その患者さんはいつか必ず安売り店に流れていきます。

 

だって、同じ全身マッサージなら

安けりゃ安い方がいいですもんね(笑)

 

施術や人間としての相性や

技術の良し悪しの差はあるけれど

ただ単に全身をくまなくマッサージしてもらうだけなら

安売り店でも十分じゃないですか?

 

でも、このサイトを訪問してくれている先生は

それではダメなんです!

 

先生は、先生とご縁のある患者さんにとって

オンリーワンの存在でなければいけないのです!

 

オンリーワンの整体師

 

 

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「全部痛いです!」の患者さんへの対応

では

患者さんにとってオンリーワンの先生は

「全部ツラい」という複数の症状を持った患者さんに対して

どのような対応をしたらいいのか?

 

すべての症状を確認する

患者さんのツラい症状が

たとえ1か所であろうと5か所であろうと

その部位ごとに、具体的に症状を問診しましょう。

 

そして圧痛部位や動作時痛も確認して

必ず術後の変化を取れるように準備をしてください。

 

すべての部位を確認すると

たとえ症状が複数あったとしても

実は原因となる部位は1か所だった、なんてことも頻繁にあります。

 

施術の無駄を省くためにも

必ず症状のあるすべての部位を、具体的に確認しましょう。

 

施術の説明

 

そして・・・

「もういいから、早く揉めよ!」と言われたら

その場で丁重に施術をお断りして

近所の安売り店を紹介してあげましょう(笑)

 

一度に全てを改善させようとしない

首も肩も腰も足も・・・

すべての症状を一度に改善させようと欲を出すと

結局すべての施術が中途半端になってしまいます。

 

術後の患者さんの感覚も同じです。

どの症状もたいして改善されないまま

なんとなく全身を触ってもらっただけ。

そんな中途半端な感覚のまま

先生の院をあとにすることになってしまいます。

 

そのようなことにならないためにも

必ず的を絞って施術をします。

 

患者さんの立場からしても

「今日は腰がだいぶ楽になったな!」という感想の方が

次回以降の施術に対する期待も高まります。

 

なるべく短い時間、短い回数で結果を出そうして

一度に全部の症状を追いかけるよりも

回数を分けて施術をした方が、実際の回復も早い事は間違いありません。

 

施術の計画を説明する

患者さんのニーズとの食い違いが生じないためにも

必ず施術計画に関しては説明が必要です。

 

  • 一度に全身を施術しない理由
  • 最初に改善させるべき部位
  • 次回以降に施術する部位の順序
  • 来院頻度や来院回数の目安

 

施術の前に、最低でもこれらのことを説明してください。

そして、患者さんに納得してもらえたら

そこから施術を始めていきます。

 

インフォームドコンセント

 

このようなインフォームドコンセント(説明と同意)は

病院などの医療機関だけではなく、整体院でも重要です。

 

先生の確固たる施術方針を理解していただくためにも

時間を取ってしっかりとやっていきましょうね。

 

最後に

 

患者さんに

「この先生は、やっぱり違うな!」

そう思ってもらうためには

このような方法が良いのではないでしょうか?

 

でも、決して全身のマッサージを否定しているわけではありません。

正しい圧で正しいポイントを全身マッサージするという事は

リラクゼーション効果も非常に高いものですし

血流改善など体に良い事ばかりですしね!

 

ただ、残念ながら

社会的にマッサージの価値は年々低下しています。

(たぶん、現在の価格が底値だとは思いますが・・・)

 

管理人は

指圧・マッサージは疾病の改善にも

予防という意味でも、とても効果の高いものだと思っています。

それだけに、現在の安すぎる価格には失望しています。

 

そのような現状では

手技療法の価値を高める、一種の演出のようなものも

時には必要なのではないかと考えます。

 

演出というのは

もちろん誇大広告でもなく、パフォーマンスに徹するものでもなく

患者さんに手技療法の本当の良さを知ってもらうための提案や

楽しく、心地よく体が快方へ向かっていく素晴らしさなどを

頭と体で理解してもらうためのものであると考えています。

 

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