マッサージだけで姿勢を整える方法

目安時間:約 11分
悪い姿勢

 

 

関節調整のスキルを持たない先生は

 

「体のバランスが悪いので整えてください」

 

なんて患者さんからの要望があると、一瞬戸惑ってしまうかもしれません。

 

 

でも、先生もうすうす気づいているのではないですか?

 

マッサージだけでも姿勢整えることができるのでは」

 

ということに。

 

 

確かに、関節を調整するテクニックがあれば強いですが

 

筋肉にアプローチするだけでも、十分に姿勢整えることは可能です!

 

 

今回の整体・マッサージ師の独立応援サイトでは

 

マッサージだけ姿勢整える方法と

 

姿勢整える際にターゲットとするべき筋肉の探し方についてです。

 

 

それでは、始めましょう!

 

 

正しい姿勢とは

 

マッサージだけ姿勢整える方法を学ぶ前に

 

まずは、正しい姿勢について知っておきましょう。

 

 

以下の図をご覧ください。

 

 

正しい姿勢

 

かなり大胆な図でゴメンナサイ(笑)

 

この図は

 

立位の姿勢を右から見たものを表したものです。

 

 

それぞれのポイントに➀~⑥までの番号が付けられていますが

 

解剖学的には

 

この6つのポイントが赤い縦線で結ばれていることが理想とされています。

 

 

では、この6つのポイントは、体のどの部分を表すのか?

 

以下に記しました。

 

 

  1. 外耳孔(耳の穴)
  2. 肩関節の中心
  3. 体幹の中心
  4. 大腿骨大転子
  5. 膝関節の中心の少し前
  6. 外顆(外くるぶし)の中心の少し前

 

 

 

例えば

 

外耳孔が赤い線よりに出ていたら

 

アゴが突き出て背中も丸まってしまいます。

 

この姿勢では首や背中に痛みが出てもおかしくありません。

 

首や背中の痛み

 

 

そして、大腿骨大転子の位置が線より前になっていれば

 

骨盤が後傾して、それに伴い膝もまっすぐ伸びていない姿勢になります。

 

そんな姿勢で毎日過ごしていたら

 

当然、腰や膝に負担がかかってしまいますね。

 

膝の痛み

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

なんとなくイメージできましたか?

 

 

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引っ張ってる筋肉をゆるめる

 

では実際に、どの筋肉に着目して姿勢整えるか考えてみましょう。

 

分かりやすいように先ほどの例を用います。

 

大腿骨大転子が前に変位しているパターンですね。

 

 

大腿骨大転子が前にいっているという事は

 

骨盤が後ろに傾いている証拠です。(骨盤の後傾)

 

 

では、骨盤を後傾させる筋肉は・・・?

 

 

まっさきに思いつくのは

 

大・中殿筋ハムストリングスあたりでしょうか?

 

いずれも股関節の後面をまたいでいる筋ですからね。

 

大殿筋と中殿筋

(大・中殿筋)

 

 

ハムストリングス

(ハムストリングス)

 

 

これらの筋肉が、常に硬く縮こまっていたら

 

骨盤はいつも後方へひっぱられている状態。

 

なので

 

これらのひっぱっている筋肉をゆるめて、もとの長さに近づけてあげましょう!

 

 

これでひとまず

 

骨盤を後傾させる直接の原因にアプローチできました。

 

 

たるんだ筋肉を引き締めよう

 

筋肉を調整して姿勢整えたいのであれば

 

これだけで終わりという訳にはいきません。

 

 

次に着目する筋肉は

 

骨盤を後傾させる筋肉と反対の作用を持つ筋肉です。

 

つまり、骨盤を前傾させる筋肉に着目します。

 

 

ん・・・?

 

後傾した骨盤を調整するのに、なんで・・・?

 

 

そのように思いましたか?

 

 

骨盤の前傾に作用する筋に対してのアプローチは

 

マッサージではなくて「運動」です。

 

 

今度は容易に骨盤を後傾させないように

 

前傾させる筋肉に、ギュッと引き締まってもらいます。

 

 

イメージできますか?

 

 

手っ取り早く引き締めるためには運動が一番!

 

骨盤を前傾させる作用を持つ

 

大腰筋腸骨筋大腿直筋などに抵抗運動をかけます。

 

 

腸腰筋

(大腰筋、腸骨筋)

 

 

大腿直筋

(大腿直筋)

 

*画像出典:医道の日本社「クリニカルマッサージ」

 

これらの筋は

 

骨盤を前傾させる筋でもあり、股関節を屈曲させる作用を持つ筋でもあります。

 

(腸骨筋を除く)

 

つまり、股関節の屈曲動作に、先生の手で軽く抵抗をかけて

 

5~10回ほど運動をしてもらいます。

 

これで骨盤を前傾させる筋肉が、ギュッと引き締まりますね!

 

 

基本はオーディオの調整と同じ?

 

管理人がこの方法を学んだとき

 

「なんだかオーディオの調整に似てるな」

 

と感じました。

 

 

例えば音楽CDを再生して

 

高音域がキンキンと高くて耳障りだなと感じたら

 

イコライザーで高音域を下げますよね?

 

 

でももうひとつ、高音域を抑える方法がありません?

 

 

そうです!

 

高音域はそのままで、低音域の出力をあげる方法です!

 

低音域を強調して、さらにボリュームを抑えれば

 

バランスの良い音域で音楽を楽しめますよね!

 

オーディオ調整

 

 

なんだか・・・・

 

筋バランスの調整法と似ていませんか・・・?

 

私だけ・・・?(笑)

 

 

まとめ

 

それでは最後にまとめます。

 

 

マッサージだけ姿勢調整するためには

 

筋肉のバランス調整すればいい。

 

 

基本となる筋バランスの調整法は

 

引っ張っている筋をゆるめて、弱った筋を引き締める。

 

 

すごくシンプルですよね!

 

 

臨床では、アプローチする筋を瞬時に特定するために

 

筋肉の作用や、主動作筋と拮抗筋の関係を学んでおく必要があります。

 

 

一般的な解剖学の本を参照して

 

できるだけ短い時間で姿勢を整えられるようになりましょう!

 

 

長くなりました!

 

今回は以上です!

 

 

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