自律神経について患者さんに分かりやすく伝えよう!

目安時間:約 7分
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施術の説明

私たち整体師が患者さんに伝える知識として

自律神経というものがあります。

 

先生もよく使いませんか?

自律神経って言葉。

 

今回は神経系の基礎から

自律神経とはどのようなものかについてお話します。

 

1回では伝えきれないほどの量なので

何度かに分けて解説していきますね!

神経系の分類

まずはこちらの表で

神経系の全体像を確認してください。

 

 

神経系は、大きく分けて2種類。
中枢神経系末梢神経系に分類されます。

 

中枢神経に分類されるのは脳と脊髄です。

それ以外は末梢神経系と憶えて下さいね。

 

ここでひとつ、勘違いしてほしくないことがあります。

 

脳と脳神経

脊髄と脊髄神経

これは全くの別物だということ。

 

今回は自律神経系の解説なので

このあたりの違いは、また別の機会にさせてもらいますが

今回は「別もの」ということだけ憶えて下さい。

 

では、続けますね!

 

体性神経系と自律神経系はそれぞれ

求心性神経遠心性神経に分類されていますね?

 

求心性神経とは

末梢から中枢に向かって情報を伝える神経のこと。

 

感覚神経を例にとってみると

例えば「手に触れられた」という感覚は

手に分布する神経終末から脊髄を介して脳に伝わりますよね?

情報が脳に伝わることで初めて

「手に触れられた」と感じるわけです。

 

手の感覚

 

このように

末梢から中枢へ向かうものを求心性神経といいます。

 

一方、遠心性神経は逆で

中枢から末梢へ情報を伝える神経。

 

運動神経は、脳の命令を筋肉に伝え

筋肉を収縮させて関節を動かします。

 

求心性と遠心性の違い、理解できましたか?

 

自律神経とはどのようなものか?

では、いよいよ自律神経についてお話します。

 

一旦、先ほどの表は忘れて下さい(笑)

 

まず、自律神経とは

循環・呼吸・消化・代謝・分泌・体温維持・生殖など

私たちが健康に生きていく上で、最も基本的な機能を調整する神経のこと。

 

循環であれば

心臓の鼓動のペースを調整したり

血管を収縮させたり拡張させたり。

 

分泌であれば

ホルモン(内分泌)の放出を調整したり。

 

このような体の機能を自律機能と言うので

その機能を調整するための神経ということで、自律神経といいます。

 

また、自律神経系の特徴として

随意的に調整できるものではないということが挙げられます。

 

随意的と言うのは、「自分の意識で」ということ。

 

運動神経は、自分の意識で動かせますよね?

歩こうと思えば歩けるし

高い場所のものを取ろうと思えば、背を伸ばして腕を持ち上げられます。

 

でも、例えば

「緊張してドキドキするから、心臓のペースを遅くしよう」とか

「胃がもたれてるから、急いで消化しよう」と思ってもできませんよね?

 

自分の意識では調整できない神経。

それが自律神経なのです。

 

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自律神経に影響を与えるもの

では、自律神経を調整できるものは何なのか?

 

そのひとつに環境があります。

 

冬の寒い環境であれば、体温を逃がさないために血管を収縮させたり

熱い夏であれば、体内に熱をこもらせないように汗をかいたり。

 

その他に重要なものとして

精神的緊張やストレスなどがあります。

 

強い緊張感にさらされると

手のひらに汗をかいたり

心臓がドキドキしたり

食欲がなくなったりしますよね?

 

これ、すべて自律神経のしわざです。

 

緊張

 

逆に、眠くなるくらいリラックスしていると

手のひらがポカポカ、サラサラになり

胸の鼓動もゆっくりになり

お腹もグーグーなったりします。

 

もちろん、これも、自律神経の作用によるもの。

 

このような相反する作用を

自律神経の拮抗支配といいます。

 

まとめ

では、今回のまとめです。

 

  • 神経系は中枢神経と末梢神経に分類される。
  • 自律神経は末梢神経に分類される。
  • 自律神経は、体の基本的な機能を調整する。
  • また、随意的に調整ができない。
  • 環境やストレスによって、自律神経の作用があらわれる。

 

以上、今回は神経系の基礎と自律神経とは?というものについて解説しました。

 

次に

交感神経の働きについて学びましょう!

こちら

 

関連記事⇒副交感神経を学ぼう

 

関連記事⇒内蔵求心性神経とは?

 

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