【自律神経】副交感神経の働きについて学ぼう!

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以前の交感神経系に続き

今回は副交感神経のお話です。

 

私たちの体は

ストレスや緊張によって交感神経が優位になり

リラックスした状態では副交感神経が優位に働きます。

 

互いの特徴をよく見極め

施術に活かせるように学んでいきましょう。

副交感神経は頭仙系

以前にお話した交感神経系は、胸髄・腰髄から出ているため

別名「胸腰系」と呼ばれるとお伝えしました。

 

それに対して副交感神経は、脳幹及び第2~第4仙髄から出ていますので

胸腰系に対して「頭仙系」と呼ばれています。

 

脳幹とは、中脳・橋・延髄を指しますが

ここに副交感神経の核が存在しています。

 

脳幹

 

 

そして脳幹に核を持つ副交感神経は

一部の脳神経を経由して、各効果器を支配しています。

 

ここで予備知識として

脳神経について簡単にご説明しますね。

 

副交感繊維を持つ脳神経

再度、復習となりますが

神経系の分類は以下の通り。

 

 

脳は中枢神経に属し

脳神経は末梢神経に分類される。

 

ここは基本としてしっかりおさえてくださいね!

 

脳神経は12対の末梢神経で

 

  • 感覚繊維のみからなる神経
  • 運動繊維のみからなる神経
  • 両繊維が混在する神経

 

に、分類されますが

中には副交感性の繊維を含む神経が存在しています。

 

それが

 

  1. 動眼神経
  2. 顔面神経
  3. 舌咽神経
  4. 迷走神経

 

以上、4つの脳神経です。

 

脳神経のうち、以上の4つが

副交感神経系に関与しているのです。

 

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各脳神経の効果器

次に

先ほどお伝えした4つの脳神経が

私たちの体のどの部分を支配しているのかを見ていきましょう。

 

動眼神経

動眼神経は

眼に存在する毛様体筋(もうようたいきん)、瞳孔括約筋(どうこうかつやくきん)を支配します。

 

毛様体筋は、眼のレンズの役割を担う水晶体を調節する筋肉。

 

また瞳孔括約筋の働きは、瞳孔を小さくすること。

 

赤ちゃんや動物などの、微笑ましい画像を見て癒されると

人間の瞳孔は小さくなります。

 

これは副交感神経の作用なのですね。

 

瞳孔

顔面神経

顔面神経の副交感繊維は

鼻や口の中の粘膜にある腺を支配します。

 

そして、涙腺も顔面神経支配ですね。

 

さらに3大唾液腺のうちの2つである

顎下腺と舌下腺も支配して、唾液の分泌を促します。

 

舌咽神経

舌咽神経は

もうひとつの3大唾液腺である耳下腺を支配します。

 

唾液腺

迷走神経

迷走神経は、広範囲の臓器を支配します。

 

胸腔では心臓、気道、肺。

腹腔では肝臓、胃腸管、膵臓などです。

 

膵臓では

血糖値に関与するインスリンの分泌も調整するんです。

 

仙髄に起始する副交感神経

仙髄から出る副交感神経は、骨盤神経を経由して

直腸、膀胱、生殖器などを支配します。

 

直腸では、平滑筋(直腸を動かす筋肉)を収縮させたり

括約筋を弛緩させます。

 

これによって便意を催すわけですね。

 

膀胱では、排尿筋が収縮して括約筋が弛緩する。

これでオシッコが出るわけです。

 

極度に緊張している時って

オシッコが出づらかったりしませんか?

 

これはこれは副交感神経が活発に働いていないからなんですね。

 

また、男性性器の勃起にも関与しています。

 

緊張している時とリラックスしている時

どちらの方が元気になりますか?(笑)

 

元気な男性

 

*女性の先生、スミマセン・・・

 

肝心なのはバランス

ストレスや過度な緊張が交感神経を優位にすることは

以前の記事でお伝えしました。

 

関連記事⇒交感神経について

 

交感神経が優位になると

心臓の鼓動が速くなったり

血管が収縮したり

胃の粘液の分泌が低下して、胃がキリキリと痛みだしたりします。

 

このような状態って

長く続けば体に負担をかけてしまいます。

 

ストレスの多い現代では

ほとんどの人が交感神経優位の状態になっています。

 

もちろん

私たちの整体院を訪れる患者さんも同様です。

 

優位になりすぎてしまった交感神経の働きを抑え

副交感神経とのバランスを整える。

 

そのために私たちは

多くの知識を学ぶと同時に

技術やコミュニケーションをさらに磨いていく必要があります。

 

自律神経の記事⇒交感神経

自律神経の記事⇒内蔵求心性神経

 

関連記事⇒脳神経についての詳細

 

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