東洋医学の【標・本】の考えを整体でも

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東洋医学

 

東洋医学とはもともと

漢方や鍼灸・あんまの治療方針についてのものでありますが

東洋医学の治療の基本となる考え方は

整体師や各種セラピストにとっても十分に応用できます。

 

今回は

東洋医学の基礎的なある考え方を題材にし

その考え方に私たちも習って施術を組み立てていこうというものです。

 

東洋医学の基礎となる考え方

 

東洋医学に次のような言葉があります。

 

急則治標(きゅうそくちひょう)、緩則治本(かんそくちほん)

 

なにがなんだか・・・

そんな感じですね(笑)

 

どのような意味かと言いますと

 

急なれば標を治し、緩なれば本を治すということです。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

理解できない

 

さっぱりわかりませんね・・・(笑)

 

こういう漢文みたいな言葉って

どうしてこんなに難解なんでしょう・・・

 

でも、これからすこしずつ解説していきますので安心して下さいね!

 

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急則治標とは?

 

まずは急則治標からいきましょう!

 

急なれば標を治し、ということですが

これは

急性期の疾患に対しては、まず局所の痛みから治していこう

という意味です。

 

例えば肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)。

腕を挙げた時などや、肩のちょっとした動作で肩関節付近に痛みが現れますよね?

また就寝時などにも

肩の痛みで眠れないという人も多くいます。

 

肩の痛み

 

このような状態であれば

まずは肩に現れる痛みを少しでも軽減させるために

患部の施術を優先して行う。

そして少しでもADLを向上させて

患者さんに楽に生活をしてもらおうというものです。

 

*ADL:日常生活動作

 

緩則治本とは?

 

次に緩則治本です。

 

緩なれば本を治すという事なのですが

これは慢性化してしまった疾患に対して

その原因を突き止めて除去しようというものです。

 

さきほどの肩関節周囲炎であれば

肩関節周囲炎を起こしてしまった原因を探り、その部分を改善させようということ。

 

痛みを発症させた根本の原因を突き止めて

この痛みが二度と現れないように施術をしていく。

そのような予防の意味も含めたのが緩則治本ということになります。

 

また、体質改善を目的とした施術もこれにあたります。

 

予防の運動

 

整体院での急則治標、緩則治本

 

これらの考えは鍼灸治療に対する指標なのですが

整体師のみなさんにも大いに役立つ考え方です。

 

痛みが強く出ている患者さんに対しては

まずは患部に集中して施術を行う。

 

そして患部の痛みがある程度軽減してきたら

患部に痛みを引き起こしたその原因を突き止めるために

患者さんの全体像をしっかりと観察する。

 

1回の施術ですべて取り除くことができればいいのですが

特に痛みの強い患者さんはそのようなわけにもいきません。

何より、1回で完璧に改善させようと考えると

先生の施術が無理やりなものになってしまう恐れがあります。

 

施術する整体師

 

無理やりな施術を行えば

患者さんの症状は改善に向かうどころか

最悪、痛みがさらに強くなってしまったり

患部以外の部分の痛みを誘発する原因にもなります。

 

患者さんの痛みを確実に改善させるためにも

急則治標、緩則治本の考え方は非常に重要なものでもあるのです。

 

来院指導にも役立つ考え方

 

いかがでしょうか?

 

急則治標、緩則治本なんて言葉

最初に眼にしたときには、かなり難解に思われたでしょうが

こうやって説明を聞いていただくと

至極当然の考え方だということを理解して頂けたと思います。

 

この考え方は

患者さんへの来院指導にも使えると思いませんか?

 

施術の説明

 

「まずは痛みを少しでも楽にするために患部の施術に集中します」

 

「そして痛みが軽くなったら、痛みを起こした原因を改善する施術を行います」

 

このように説明をすれば

二度と痛みを体験したくないと考える患者さんは

先生の来院指導に納得してくれるはずです。

 

施術を受ける事の必要性やメリットについて丁寧に説明し

一日でも早く患者さんが楽に生活できるよう

先生の力で導いてあげてくださいね!

 

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