腰痛へのアプローチ【仙骨部】

目安時間:約 5分
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施術する整体師

 

 

今回は
腰痛に対する施術の際に
忘れがちだけど非常に重要なポイントについてです。

 

小さいインナーマッスルなので、あまり意識をしていない先生も多いでしょうが
参考になればと思います。

 

 

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後屈痛は慎重に

 

腰痛の患者さんに対する施術で
腰の幹部に対してもしっかりとアプローチしていくと思いますが
みなさん当然、殿部や大腿部にも施術をしていきますよね。

 

殿部であれば、中殿筋や梨状筋
大腿部ならハムストリングスをメインにアプローチすることでしょう。

 

そして、患部の筋肉は
脊柱起立筋や腰方形筋をしっかりほぐしていきますか?
この辺りの筋は
腰痛の方にとっては刺激が欲しい部分なので
患者さんの満足度なども考慮してほぐしていきたいところですよね。

 

患部に刺激を入れる際、注意していただきたいのは
特に後屈時に痛みが強くなるケース。

 

こういった場合
伏臥位で腰に長時間刺激を入れてしまうと
結果的に腰が反れた状態を作ってしまいます。
患部へのアプローチは慎重にいきましょう!

 

 

腰の重要な筋肉

 

上記の筋肉以外にも
腰痛に関連する大切な筋肉の1つとして
「腰部多裂筋」が挙げられます。

 

中位の腰椎ですと
脊柱起立筋と多裂筋の割合は1:1くらいなのですが
下位の腰椎になると
約80%くらいは多裂筋になります。

 

ですので、腰の下の方が痛むケースや
腰仙部の痛みに対しては
この腰部多裂筋にしっかりとアプローチしていく必要があります。

 

そしてこの腰部多裂筋は
仙腸関節や椎間関節の安定にも関与しています。
つまり、腰部多裂筋がギュッと硬くなってしまうと
腰仙の安定が過剰になりすぎて
腰の動きを制限してしまう恐れも出てきます。

 

そんな腰の動きの制限から
殿部や大腿部の筋肉が頑張りすぎてしまい
痛みの範囲がどんどん広くなってしまいます。

 

 

仙骨部のポイント

 

それでは実際の施術ポイントです。

 

image005

 

赤い丸の部分が腰椎の棘突起です。
ここは腰部多裂筋の停止部となっています。

 

そして青く塗られた部分。
ここの辺りに腰部多裂筋の多くが起始していますので
この部分をしっかりと施術していきましょう。

 

ただ
仙骨部は非常にデリケートです。
丁寧な施術を心がけないと
患者さんの体が防衛反応を起こしやすい部位です。

 

停止部である棘突起周囲に刺激を入れるアイデアもありますが
ここは刺激量の選択が難しい場所です。
浅い刺激だと多裂筋に届きませんし
深すぎると痛みが強く現れることもあります。

 

私も以前、診させていただいたときに刺激を入れすぎてしまい
翌日、その患者さんから
「腰が痛くて立てない・・・」
と電話をもらったことがあります・・・
ヒヤヒヤもんですよね・・・

 

そして
アプローチすべき青く塗られた部分の近くには仙腸関節があります。
仙腸関節に強い刺激が入ってしまうと
骨盤の歪みやズレの原因ともなりえます。
仙腸関節付近を施術する際には、そのようなリスクがあるということも頭に入れて
慎重にアプローチしていきましょう。

 

今回の施術ポイントは
特に前屈時で痛みが強くなる腰痛に効果があります。
ぜひ、あなたの施術の中に取り入れてみてくださいね!

 

 

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