痛みの原因を探るために動作を観察しよう

目安時間:約 8分
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動作を観察する

 

 

患者さんの体を診るときに

 

みなさんはどのような診方をしていますか?

 

もちろん患部がどのような状態になっているのかは重要ですが

 

「木を見て森を見ず」という言葉もあるように

 

部分だけにとらわれていては、重要な原因を見過ごしてしまいます。

 

 

まずは基本である

 

筋の起始・停止・作用をしっかりと学び

 

さらに全体を診るクセをつけなければいけません。

 

 

今回は

 

患部のみにとらわれず、全体を観察するためのヒントをお伝えします!

 

 

筋について勉強していますか?

 

私たち整体師などのセラピストが筋肉について学ぶとき

 

その起始部・停止部と作用についての知識から逃れることはできません。

 

特に初学者の方は、まず最初に苦労する部分だと思います。

 

 

管理人も非常に苦労した記憶があります。

 

特に筋の作用の

 

外(転)と外(旋)の区別が理解できませんでした(笑)

 

今思い起こせば、何でもない事なのですが

 

当時は理解に苦しみましたね・・・

 

 

筋肉の作用を覚えることは当然必要なことです。

 

「○○筋が収縮したら、××関節が屈曲する」などの知識がなければ

 

患者さんの痛みの原因を探ることもできませんしね!

 

 

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筋肉は複合的に働く

 

ただ・・・

 

筋肉の作用ばかりに気を取られていると

 

肝心な部分を見逃してしまう恐れがあります。

 

 

なぜかというと

 

私たちの日常動作複合的だからです。

 

 

たとえば「あぐらをかく」という動作一つをとってみても

 

股関節だけでも屈曲・外転・外旋の動作をしていますよね。

 

あぐら

 

 

このように私たちの何気ない日常動作は

 

ひとつの筋による、ひとつの作用のみで動いているということではありません。

 

 

筋肉の作用を覚えることは基本として重要なことですが

 

人間の日常動作は、複数の筋の複数の作用によって成り立っている

 

ということを意識して患者さんを診ることで

 

患部と遠く離れた部分の原因を見つけ出すことも可能になります。

 

 

そしてもうひとつ、覚えておいてほしいことがあります。

 

 

「私たちは効率的に動く時、対角線上・らせん状の動きをしている」

 

ということです。

 

らせん状

 

 

対角線上・らせん状の動きとは?

 

対角線上・らせん状の動きとはどのようなものなのか?

 

歩行を例にとって。解説していきます。

 

 

私たちが歩行するとき

 

右手が前に出ると同時に、左足も前に出ますよね?

 

マンガの中の極度に緊張したキャラクターでもない限り

 

誰もが特に意識することなく行っている動作です。

 

 

右手が前に出ると同時に、左足も前に出る。

 

これが対角線上の動きです。

 

 

では、らせん状の動きとは・・・?

 

 

 

私たちの歩行をよく観察してみると

 

股関節を屈曲した時に、一瞬だけ微妙に外旋しながら膝を前に出します。

 

そして外旋した股関節を元に戻しながら(内旋

 

膝を伸ばし、踵を着地させます。

 

この一瞬だけねじれるような動作が、らせん状の動きというわけです。

 

歩行

 

 

動作を観察して全体を見よう!

 

歩行の時、なぜこのような動きになるのか?

 

それは、前に進むために効率的な動きだからです。

 

 

もちろん歩行分析などの専門書を読むと、もっといろいろな要素があるとは思います。

 

しかし今回お伝えしたいことは

 

私たちが患者さんの体を診るときに

 

人間の体は対角線上・らせん状に動くというイメージを持って

 

細かい部分のとらわれずに全体を見る必要があるということです。

 

全体像

 

 

解剖学の教科書に書いてある分割した動きではなく

 

対角線上・らせん状、そして複合的に動くのが人間です。

 

 

そのような事を想像しながら患者さんの体を診ることが

 

真の原因となっている部分を見逃さないための手段でもあります。

 

 

そして、日常動作よりもはるかに効率的に

 

そしてダイナミックに体を使うことを必要とされるのがスポーツ選手です。

 

 

野球のピッチャーの投球動作や、サッカー選手が強いシュートを打つ場面などを観察すると

 

人間が効率的に力を発揮するために、どのような動作をしているのかを学ぶことができるのでおすすめです。

 

投球動作

 

 

もちろんスポーツ選手だけではなく

 

普段の生活の中でもたくさんの人の動作を観察して

 

施術のアイデアを集めて下さいね!

 

 

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