正しい位置で圧せてますか?

目安時間:約 7分
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正しい圧し方をする整体師の手

私たちセラピストは
患者さんの体に刺激を入れます。

 

その刺激によって
筋肉を緩めたり、骨格を調整したり
また、反射を起こさせたりもします。

 

気をつけなければいけないのは
その刺激の強弱ももちろんですが
正しい方向正しい深さで刺激が入っているかという事。

 

とても基本的な事ですので
ここをおろそかにしてしまうと
最悪、患者さんの体を傷つけてしまうことに・・・

 

今回は「押圧」についてです!

 

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押圧の3原則

 

患者さんの体に刺激を入れる「押圧」
手根を使ったり四指を使ったり
セラピストによっては肘(肘頭)を使う方もいると思います。

 

一番多用するのは「拇指圧迫法」
いわゆる指圧のスタイルでしょう。

 

手のどのような部分を使うにしても
基本となる押圧の方法は同じです。

 

そして押圧には「3原則」というものがあります。
ひとつづつ解説していきますね!

 

その1「垂直」

 

垂直と言っても、体の真上から圧すという意味ではありません。
あくまでも「筋肉」に対しての垂直です。
押圧した際に、患者さんの筋肉がグリッと動いてしまった場合、
これは圧点が垂直とはずれているという事です。

 

その2「持続」

 

押圧の刺激は、その深さによって効果が出る深さとそうでない深さがあります。
刺激の深さが浅すぎても効果は表れませんし
深すぎると「痛み」の刺激となり、防御反応が起こってしまいます。

 

最善の深さまで押圧したら
すぐに圧を戻さずに、その刺激を持続させることが必要です。

 

その3「集中」

 

一度患者さんの体に触れたら
あなたの指に伝わる感覚に意識を集中させます。
そのような意識を持つことで
あなたの指は「診断」と「治療」の両機能を発揮する事ができます。

 

一番大切な「垂直圧」

 

この「押圧の3原則」の中でも特に大切なのが「垂直」です。
まずは垂直な押圧ができていないと
そのあとにいくら集中しようと持続しようと意味がないのです。

 

正確な垂直圧を入れるためには
触診のスキルが必要となってきます。
まだ慣れないうちは仲間の体を借りて
筋肉をしっかりととらえる練習を積んでください!

 

また、触れている筋肉の形をイメージすることも大切です。
解剖学の教科書で、何度も筋肉のイラストを繰り返し見て
瞬時に形をイメージできるようにしましょう。

 

特に「起始部」と「停止部」は重要です!
この部分は「腱」と呼ばれる部分です。
腱に刺激を入れることは
筋肉全体を緩めるために非常に重要です。

 

少し話がずれてしまいましたね・・・

 

垂直圧に話を戻しましょう!

 

筋肉に対して垂直に圧を入れるためには
もちろん手指の使い方も大切なのですが
それよりも以前に大切なのが
「体幹」の位置です!
押圧する際の体幹の位置がずれている場合
どんなに小手先で調整しようとしても
垂直圧を入れることは不可能でしょう。

 
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垂直圧を入れるために

 

筋肉に対して圧を垂直に入れるためには
しっかりと筋肉を触診できることが必要だとお話しました。

 

触診して圧点が決まったら
圧点と自分の体を結ぶラインとなる腕の角度が
筋肉に対して垂直方向になるように、体幹の位置を調整します。
これでベクトルが決定します。

 

ベクトルが決まれば、あとは、
【肘を伸ばす】だけです。

 

間違っても、あなたの体重を乗せるようなことはしないでください!
圧加減の微調整ができなくなります!

 

よくマッサージ店などで
患者さんの体にガンガン体重を預けるように圧している姿を見かけますが
これは決して体に良い圧ではありません。

 

あなたの押圧はもっと繊細であるべきです!

 

患者さんの体に刺激を入れるという事は
工事で道路をならすのとは訳が違います!

 

そして
肘を伸ばすと、その力の反作用で
あなたの体の位置が患者さんから離れようとします。

 

ここで体の位置をキープする事で
患者さんの体に深い圧が入っていくんです!

 

体の位置をキープするためには
体幹の使い方が重要となってきます。

 

現場でのキャリアのある方は
一圧し一圧し、無意識に何気なく押圧していると思います。

 

押圧の精度を高めるためにも
一度ご自身のひとつひとつの動きをコマ送りするように分解し
正しい位置で圧せているか
正しいベクトルで圧せているか
ぜひ見直してみてくださいね!

 

最後に

 

垂直圧になっていない場合

 

揉み返しを起こしてしまう危険があります。

 

揉み返しに関しては

 

こちらを参考にしてください⇒揉み返しを起こさないマッサージ法

 

関連記事⇒コリを見つける触診技術

 

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