整体やマッサージの刺激は内臓にも影響を与えられるか?

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内蔵の整体

私たちが使う整体・マッサージの手技は

筋肉や関節だけでなく

体の各臓器にも良い影響を与えられるのか?

 

多くの先生方が興味のあるテーマだと思います。

 

このテーマは

当サイトでも伝えてきた自律神経の反射を知ることで

自ずと答えが出てきます。

 

過去の記事で

内蔵―内臓反射と内臓―体性反射については解説しました。

 

今回は、もうひとつの自律神経反射である

体性―内臓反射についてのお話です。

 

体性―内臓反射とは?

まずは体性感覚について解説します。

 

体性感覚とは

皮膚や粘膜、筋肉、腱、関節からの感覚をいいます。

 

皮膚に優しく触れられたり

転んで足をぶつけたり

マッサージで筋肉をほぐされたり

 

これらはすべて体性感覚です。

 

整体師

 

また、場合によっては

視覚や聴覚なども体性感覚に含む場合があります。

 

これらの体性感覚は

痛みや心地よさ、冷たさや温かさとして意識に上りますが

それと同時に

反射的に自律神経に作用します。

 

自律神経は内臓に機能を調整するものなので

体性感覚は内臓にさまざまな影響を与えます。

 

この体性感覚の刺激が

自律神経に対して反射的に影響を及ぼすことを

体性―内臓反射といいます。

 

反射的に内臓に影響を与える

私たちは日々の生活で

この体性―内臓反射を感じることができます。

 

例えば

皮膚が寒冷を感じると

その刺激は交感神経の活動を高め

血管を収縮します。

 

これは寒い環境から体を守るために

体温を逃がさないようにするための反応です。

 

寒冷

 

その他にも

お腹の皮膚や腹筋への痛み刺激が

胃の活動を極度に抑制したりもします。

 

以前にお伝えした

マッサージなどの刺激が末梢の血管を拡張させるという軸索反射も

今回お話している体性―内臓反射に含まれます。

 

*軸索反射については⇒こちらの記事です

 

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手技療法の可能性

いかがでしょう?

 

皮膚や筋肉に対する刺激が

自律神経を介して内臓を調整することがわかりましたね。

 

と、言うことはですよ?

 

整体やマッサージ、鍼や灸などの刺激で

内蔵を元気にすることだって可能だと思いませんか?

 

先生方も経験があると思いますが

施術中に患者さんの胃腸が動き出したり

血流が改善されて体が温まったり。

 

これってすべて

体性―内臓反射による結果だったんですね!

 

また自律神経は

内分泌系や免疫系の器官にも分布しています。

 

これは

皮膚や筋肉に対する刺激が

ホルモンバランスや免疫機能にも影響を与えると考えていいでしょう。

 

つまり私たちが施す手技療法って

肩こりや腰痛を改善させるだけではなく

健康の維持増進にも効果があるということ。

 

健康

 

整体のお仕事って、素晴らしいと思いませんか?!

 

ただ、気を付けて欲しいことがあります。

 

体性―内臓反射を利用する場合

患者さんが不快や痛みを感じる刺激では逆効果。

 

先ほどお伝えしたように

痛みとなる刺激は、胃の働きを抑えたりしてしまいます。

 

優しく心地よい刺激を心がけてくださいね。

 

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